トロイメライ便り発刊(06 AUG)
日本脳炎ワクチン中止?騒動((30 MAY 05)
第39回愛媛県小児科医会生涯教育集会(9MAR 03)
愛媛新聞報道局文化部記者来訪(23 JAN 03)
南予小児科医会例会(27-10 02)
未就学児の通院医療費無料制度化 (9-10 02)
暮らしの手帖2002年版育児を楽しむ買い物案内の育児サイトに知らない間に紹介されていました。
子どもの日24時間チャイルドライン子どものための電話うわじま
パソコン主婦の友PASOTOMOネットサーフィン便利帳、それからなぜか「ブラック・ジャック・ザ・カルテU」に紹介されました。
子供への暴力防止ネットワークうわじまチャイルドライン子どものための電話うわじま
子供への暴力防止ネットワークうわじまチャイルドライン子どものための電話うわじま第2回勉強会
子供への暴力防止ネットワークうわじまチャイルドライン子どものための電話うわじま勉強会
中学生男女の風疹、小学6年生の第二期ジフテリア、破傷風予防接種の実施について
第10回日本外来小児科学研究会(埼玉)8月26〜27日「医者の休日」へ。
Infoseekおすすめサイトに登録されました。6 DEC 99
中学生男女の風疹予防接種について 2 OCT 99
ドキュメント「拒食症」南海放送20日午前0:55から放映(松山日赤小児科にて収録)
「こどもの健康週間」 小児科一日相談ダイアル 13 SEPT 99
愛媛県が日本脳炎ウイルス汚染地区 24 AUG 99
子供への暴力防止ネットワーク宇和島準備会7 AUG 99次回は9月23日問い合わせは0895−24−2340
風疹、日本脳炎予防接種の経過措置風疹未接種者費用を国が一部負担 2 AUG 99
第10回日本小児科医会生涯教育セミナー(京都)開催5月15〜16日
ニューマクロライド抗生物質「クラリス」について11−7
市立の若い先生から中耳炎とCRP,WBCのこと、およびRSウィルス感染症
特別講演として「小児期道感染症の臨床」と題して、松山日赤小児科部長小谷信行先生の講演がありました。
いわゆる耐性菌の問題、松山市における急患センター運営状況、そこで同時に行われている保育レスキューという試み、
海外での対生物兵器としてのウィルス対策の実状、SARSのことなど幅広い話題でした。
最後は、ちょっと呑みながら各医師の子育て状況など、、、、、、、
恒例となった子どものためのホットラインに今年も参加しました。5−11
実は、今までは24時間待機でしたがさすがに深夜はほとんど電話は鳴らず、まんじりともせず、、、、、でしたが、
今年は事態が一変しました。鳴りっぱなし!だったのです。システムがかわり、中四国全域からの電話がアトランダムに
空いているところに振り分けられたためと、0120,、、、、、フリーダイアルになったためです。
部活での人間関係、不登校のお兄ちゃんを気づかう妹、赤面恐怖症の女の子、母の日のプレゼントを突き返された子、
好きな先生が結婚してしまう〜、言葉の行き違いで無視されるようになった、等々、もちろん一番多かったのは
大人顔負けのセックスに関する質問でした。それにしても、そばに相談できる大人がいないのでしょう。
話が核心に入ったところで、携帯の電池切れなどというハプニングがあったり、お茶も飲めない時間が続いたのです。
第39回生涯教育集会39
1.シンポジウム「病気の子どもを持った家族への支援」
司会小谷信行先生
1)保育サポーター養成と両立支援給付金の活用
21世紀職業財団 愛媛事務所業務課長 岡部睦子先生
2)病児保育の現況
芳村小児科医院 芳村信先生
3)ファミリーハウスの目指すもの
愛媛県立中央病院小児科 大藤佳子先生
病気のお子さんを治すという仕事から一歩踏み込んで、病気のお子さんを持った家族へどんな支援ができるかというテーマで
上記シンポジウムが行われました。私自身、病児保育に取り組み、メールによる育児相談を続けていますので、活発な活動を
現場でなさっている方々の意見は大変参考になるものでした。
インフルエンザ流行で混雑する中、津島のしろうお祭り取材がえりに寄って下さいました。
小児救急の取材を始める予定とのこと、メールでいろいろやり取りし、けっこうメディアには辛口の注文を付けてきた私ですが、
とりあえず「ご挨拶」ということで、トロイメライも見学されました。子育て真っ最中のおかあさんです、是非バランスのとれた
本音の報道をお願いしたいと思います。雪でも降り出しそうな中、慌ただしく次の取材「市立病院」へ向かわれたようです。
「ソルメドロール」の喘息への適応RS
先に行われた小児感染症学会報告として下記2題報告
RSウィルス感染症の疫学と病態および対策
インフルエンザセッション:迅速診断キットの比較検討
忘年会をかね、南予一円の小児科医が集まり、共通の話題に時を忘れて、、、、。
抗アレルギー剤「オノン」の説明会、および症例報告が三題。
1.8歳で初発痙攣重責発作を起こした例に対する低体温療法、および脳保護剤について。
2.6歳、急性心筋炎と思われる急死例。DOB
3.さまざまなタイプの低身長症例。
愛媛県小児科医会では9月10日より、以下の署名活動をおこなっています。ご協力下さい。
愛媛県小児科医会から
署名のお願いshomei
「未就学児の通院医療費無料制度化を!」
ここ数年、全国的に乳幼児医療費助成制度の対象年齢が拡大されてきております。
秋田県、山形県、福島県、兵庫県、鹿児島県、四国の香川県などでも対象年齢が未就学児まで拡大されています。
共稼ぎ、核家族化が進み、経済不安、育児不安などが益々進む方で、気管支喘息、アトピ】性皮膚炎、アレルギ】性鼻炎などの
アレルギーを持つ子どもの増加、心に問題を抱えた子どもの増加、生活習慣病予備軍の子どもの増加などがあり、
長期継続的治療が必要な子どもが多くなってきております。
この一番経済的負担のかかる時期こそ、医療費の完全無料化が求められます。
愛媛県では本年4月から、入院についてのみ無料化対象が就学前まで拡大されましたが、
さらに通院にまで拡大されることを愛媛県に強く要望いたします。
皆様のご理解とご協力をお願いいたします。
愛媛県小児科医会
賛同いただける方は以下メールに件名「賛同」とし住所氏名を書いておくってください。
老若男女、乳飲み子の名前なまえまでかまいません。ヨロシク!!
ただし、愛媛県在住の方だけです。(12 SEPT 02)
メールアドレス: ice@lime.ocn.ne.jp
9月8日(日)第38回愛媛県小児科医会生涯教育集会が開かれます。
南予ブロック担当で、小生が企画しました。元日本小児科医会社会保健担当理事牛山允先生による
「保険診療から診た小児医療の展望」、小児科医でかつ弁護士加藤済仁先生による
「医療事故の予防と発生後の対応〜小児科領域を中心に」という異色の演題です。9-8-02
8月29日(木)担当委員と、HPを管理運営しているか会員が集まり具体的な話し合いに入りました。
県小児科医会の活動、感染症情報、会員のエッセイなど、とりあえず年内には立ち上がるかもしれません、ご期待下さい。HP
既報のとおり、急患センター廃止に関し、宇和島地区救急医療対策協議会並びに宇和島地区急患医療センター
運営委員会が4月30日(火)午後7時OO分より、宇和島市役所8階研修室で開催されました。
市町村長、関係医師会員、広域事務組合、県担当者、などが出席し、私もオブザーバーとして出席し意見を
述べさせていただきました。
財政難並びに市立宇和島病院、社会保険病院が救急病院として認定されたことなどにより、救急医療体制を取り巻く環境が設立
当初とは大きく変化し1日当たり利用患者数も激減している現状を背景にした決定ですが、特に小児科の立場から
この地区にこうしたシステムがなくなって良いという理由にはならないと思っています。地域にとって、
小児救急システムは不可欠であり、それがない状態は市、あるいは広域地区としての格付け低下を意味し
採算を度外視してもおこなうべき施策。また、少子化で子どもの数は減少する一方、育児不安が強く、
地域の基幹病院を受診する急患の数は少なくない。その結果、本来は入院患者のケアや、二次、三次救急を担うべき
病院小児科医が、初期救急医療への取り組みを強いらることになり、ぎりぎりの線で頑張っている勤務医のお陰で、
住民の不満が表面化していないに過ぎないのです。小児救急医療の整備こそは、大きな育児支援策ととらえる保護者は
少なくありません。数が減ったことは一次初期救急と、二次、三次救急を明確に区別しないまま運営してきた結果であり、
過剰勤務を強いられ、かつ不採算性に悩む小児科医のなり手をさらに少なくしてしまうという悪循環を作り出しています。
国家的問題として、国も取り組んでいる課題であり、一地方の行政担当者にもご理解いただきたいところですが、、、。
乳児、特に低出生体重児などに重篤な呼吸器感染症を引き起こすRSウィルスの重症化予防
に使用される抗ヒト化モノクローナル抗体シナジスに関する説明会、ならびに、嘔吐下痢症の主因
であるロタウィルス感染症、それに伴う無熱性痙攣についての勉強会がおこなわれました。(26 APR 02)
昨年に続き5月5日10:00〜6日10:00までぶっ続けで子どもからの電話相談を受けます。
宇和島は、0895−24−1311
電話だから話せること、いっぱいあるはず、秘密はぜったい誰にももらしません。
名前はいわなくていいし、イヤだと思ったら他の人に替わってもらえるし、切ってもかまいません。
この5月をもって、宇和島市急患センターが閉鎖になります。 広報4月号ですでにご存じかもしれませんが、 採録しておきます。 小児救急体制整備が叫ばれ、松山市では、24時間体制を はじめたばかりというのに、なんという逆行でしょう。 いろいろ書かれていますが、理由は財政難!たしかに 宇和島市の財政は危機的状況と聞きますが、受け皿も 作らず廃止はいかがなものでしょう。 市立病院は、2次、3次救急はともかく1次まで担えないと 明言しているのです。 駆け込まれれば、断れないが、、、、という対応です。 かといって、開業小児科医5名では肉体的にいかんとも しがたく、当面個々に対応しますが、できるだけ早め早めに 受診して、夜間にあわてないよう心がけてください。 (続報) 上記の件、あらためて協議し直すことになりました。 少なくとも、小児救急というシステムが構築されていない市 というのは、明らかにランク格下げです。 |
宇和島地区広域事務組合では、夜間の救急医療体制の 一環として、消防本部2階に急患医療センターを開設しています。 診療時間は午後9時から午前0時で、(日曜日および祝日を除く) 内科・小児科等の救急診療を行っています。 昭和53年開設以来、宇和島市医師会・北宇和郡医師会ならびに 関係各位のご協力を仰ぎ、運営を続けてきましたが、現在では、 市立宇和島病院ならびに社会保険病院が救急病院として 認定されたことなどにより、救急医療体制を取り巻く環境が設立 当初とは大きく変化しています。また、1日当たり利用患者数に つきましても激減している現状であります。現在、広域事務組合 としては、急患医療センター廃止に向け、宇和島市・北宇和郡の 公立病院等への周知徹底を図り、夜間の救急医療体制に問題 が生じないよう調整を行っています。宇和島市においても、 これを受け、市立宇和島病院救命救急センターの機能充実を 図るとともに、救急医療に関する連携強化を積極的に推進し、 救急医療体制が円滑に移行できるよう努力をしてまいります。 以上により、市民の皆さんにおかれましては、急患医療センター の廃止につきまして、ご理解・ご協力をお願いします。 【問合先】宇和島地区広域事務組合血S8664 |
今回のテーマは結核
1.シンポジウム「小児の結核の予防と治療」
1)保健所の立場から 松山市保健所地域保健課主幹 玉乃井敏夫先生
2)診療所の立場から いのうえ小児科 井上哲志先生
3)病院の立場から 国立療養所愛媛病院小児科 佐野のぞみ先生
2.特別講演「小児結核のの現況とツ反・BCGについて」
横浜市立大学医学部小児科教授 横田俊平先生
上記内容で17:00まで、再興感染症として、徐々に増加している本症ですが、認識の深まりはいまいち、
佐野先生が呈示された症例は、久々に小児結核を身近に感じさせてもらいました。第一人者、横田先生からは、
小児結核は大人とは全く違う発想で診ること、地域間格差を考慮した対策が望まれること、ツ反・BCGというなじみの検査、
ワクチンの深い意義、今後の予防法改正について、HIVとの関連について、等々充実した一日を過ごしました。
話題の抗インフルエンザ薬「タミフル」に関する説明会ならびにその使用に関する討議がおこなわれました。
小児用剤型(ドライシロップ)が、前日承認されたばかり(発売は4月)とあって、現在使用されているカプセル剤を
どう小児に使うか、服用法も含め細かな点にまで話が及びました。ただ、1歳未満児への使用は依然「経験がない」として、
また現場の医師に判断は任されそうです。A,B型両方に奏功しますので、場合によっては、ワクチン接種のあり方にまで
影響を与えそうです。ただ、発病後48時間以内に服用しないと、目立った効果は期待できず、初期はっきりしないケース、
来院の遅れたケースでは従来どおり確かな治療法はありません。同時に、迅速検査キットの話題も出ましたが、
当院と同様、false negativeが比較的多く、これに対しての様々な意見も出ました。
bi | いや、わざわざ書くほどのことではありませんが、 なんと言っても一世を風靡した手塚治虫先生の 代表作に関連した本ですから。 生き死にはものの常也、 医の道はよそにありと知るべし |
松山記念病院西本佳世子先生をお迎えし”子どもへのまなざし”と題した講演が開かれます。
行動面や精神面で気がかりな子どもたち、問題視されている子どもたち、つらい気持ちで過ごしている
子どもたちへの関わり方を学びます。
資料代500円で、一般の方も参加できます。
お問い合わせは、0895−24−2340「子どもへの暴力防止ネットワークうわじま」
10月26日、松山赤十字病院小児科部長小谷信行先生をお迎えして、南予地区のほとんどの
小児科医が講演を聴き、熱心な質疑応答がありました。小谷先生は、皆さんご存じのとおり、
この分野の第一人者で、熱心に実地活動もなさっています。きわめてオーソドックスな
喘息への取り組みを拝聴することができました。
「子どもの健康週間」にちなみ全国で様々なイベントが開催されますが、愛媛県小児科医会では
昨年にひきつづき小児科一日相談ダイアル」として、10月14日AM10-PM3:00の間、
電話による健康相談がおこなわれます。
外来で、普段なかなか聞けないことなど、じっくり相談してみてはいかがですか。
小児科専門医が対応します。どうぞご利用ください。
089−915−7700
9月2日 13:30 愛媛県医師会研修所
特別講演 東京慈恵会医科大学小児科 主任教授 衛藤義勝先生による「小児科領域での
最近のDNA医学の進歩:ゲノム医療と再生医療」という世にも恐ろしい話題、確かに全ては遺伝子情報
の解析で解決し、どこかが壊れたら自分の組織からあらゆる臓器を再生し、アメーバのごとく生きながらえるという
不老不死の桃源郷が実際目の前にあるということを聞かされると、ではいったい私たちが学び、蓄積してきた
今までの医学はいったいなに?という思いを抱かざるを得ず、それでなくても疲れているのに、125歳まで
ピチピチで頑張ろうなんて気は毛頭ないし、けっして明るい未来を感じることができないのは私だけでしょうか?
折しもつい先だって、移植を受けた方たちばかりのスポーツ大会がありましたが、そうした場面をみると
先端医学の栄光を感じることはできるのですが、、、、。
後半は、松山日赤病院耳鼻科部長 有友宏先生による「小児耳鼻咽喉科ー最近の症例からー」という、
ホッとする話題、反復する中耳炎児の扱いについて、母乳保育の重要性、集団保育の危険性、抗生物質の選択
免疫グロブリンの有用性など、とりあえず現場の臨床に結びついた有意義な教育講演をきいてきたわけです。
7−11 PM1:30 吉田中央公民館
隣町の吉田町環境福祉課の依頼で講演を行いました。
お母さんがたから希望を募り「病院へ行くタイミング」「年長児の予防接種」
「ひきつけたときの対応」「境界領域疾患での病院の選び方」などを中心にお話しし
このHPのこと、病児保育の宣伝までしてきました。
6-29 PM7:00 市立病院会議室
薬品説明 抗アレルギー剤 オノン ドライシロップ
4カ月 男児 硬膜下血腫
5歳 男児 EBウィルス感染症
腎臓病学校生活管理指導表改訂のこと、、など。
愛媛新聞が、虐待にかんする記事を連載するそうです。宇和島まで話を聞きに来られました。
メディアは、必ずしも取材される側の真意を伝えるとは限りませんから、お断りしたのですが、
若い女性記者が取材中に一人のおかあさんのこのメール相談に支えられたというエピソードを知って、
是非といわれるとお断りできません。良い記事を期待しています。(9 MAR 01)
5月5日10:00〜6日10:00までぶっ続けで、子どもからの電話を受けました。
2名で待機し、約10名が交代で受けました。無言電話から、30分近くおしゃべりする子まで、
計28件と、予想以上(私はそう思いました)。親にも、先生にも、友達にも言えないけど、
誰かに聞いて欲しいという気持ちを持った子供がたくさんいるんですね。(5 may 01)
こどもの日・24時間チャイルドラインのための2回目の研修、愛媛大学助教授 竹森元彦先生による
カウンセリングとは何か、がおこなわれました。長年の臨床心理学経験に基づいた広範囲なお話でしたが
考えてみれば私の仕事も一種のカウンセリング、「傾聴する」事が基本ということを
あらためて教わりました。(21 APR 01)
4月14日元南海放送アナウンサー、県生涯教育推進講師 香川忠孝さん、北九州市児相安部計彦先生を
講師に、5月5−6日にかけて24時間おこなわれる電話相談のための研修に参加しました。
香川さんのお話、話は何の為にするか、からはじまりましたが、話しべたの私にとって
大変有意義でした。「人は他人の話を聞かないもんだ」という前提を持って努力して話さないと
ダメなんだそうです。そして、会話はすぐ消えるけど、そこで与えた心の傷は消えないと!うーん。(14 APR 01)
第35回愛媛県小児科医会、愛大 大西美智恵先生から 「愛媛における児童虐待の現状と取り組み」、松山家庭裁 判所小畑勝利主任調査官から「児童虐待を伴う事件の 取り扱いについて」という基調講演があり、その後 「児童虐待防止のために小児科医は何ができるか」という われわれのシンポジュームがおこなわれました。 同時に、ここ数ヶ月かけて愛媛県小児科医会が作成した、 幼児虐待予防パンフレットが紹介されました。→ 私たち外来小児科医にできることは、一次予防! 育児早期の些細な悩み、不安に、きめ細かく対応して いきます。(11 MAR 01) |
日本小児保険協会会長前川喜平先生の「子育て支援としての健診ー親との心のつながりを通してー」、
慶大小児科渡辺久子先生の「乳幼児の心の健康ー子どもの発達を通してー」という二つの講演がありました。
人気講師が揃ったせいか、平日の午後ながら、松山の社会福祉会館は熱気に溢れていました。
育児のあり方が変わります。自然に、普通に、子供を愛するだけで良い、ここ30年くらいの世界とりわけ
日本が異常だったのですから。何かを求めても、なにもないかもしれないということがわかってきました。
デフレスパイラルで、自然に還る、けっこう良いことかもしれません。なにもなくなると、
知恵が生まれる、母親の知恵こそ育児の源だそうです。(13 MAR 00)
1−26PM7:00 市立病院会議室NANYO
薬品説明 抗アレルギー剤 セルテクト
新生児3例の症例報告が市立病院の先生からプレゼンテーションがありました。
MAS+RDS、母体水痘、日齢1日で発症した遅発型横隔膜ヘルニア
南予地区から、9名の小児科医が集まりました。
昨年夏から始まったプロジェクト、今回で一応完了します。近々、パンフレットが完成します。
その間にも、多くの悲惨な虐待、養育放棄、事件が発生しました。(18 JAN 01)
今回の学習会では、北宇和郡広見町近永愛児園で長年、おとなの生き難さをそのままに受けざるを得なかったAB
子どもたちを支えてこられ、現在は、愛媛女子短大で児童福祉の教鞭をとられている土居俊介先生に来ていただきます。
愛媛新聞のコラムなどで先生の文華を読んでこられた方も多いと思いますが、私たちの身近な地域で、
子どもたちを支えてこられた先生です。参加希望の方は「宇和島おやこ劇場」はご連絡ください。
予防接種法の改正により1995年4月1日から風疹の予防接種の対象は女子中学生から、12〜90か月の男女幼児
および2003年までは暫定的に12〜15歳(中学生)の男女に、また集団から個別接種に変更されました。CRS
国立感染症研究所ウイルス製剤部での風疹の流行と抗体保有率を調査した結果によると、女子中学生の抗体保有率が
低下しており、予防接種の重要性を啓発する必要があると報告しています。82年,87年,92年と5年ごとに全国規模の
大流行が見られましたが99年から患者数は激減していますが、一方,厚生省流行予測事業こよる風疹抗体保有調査から
年齢別の抗体保有状況を調べると、女子は予防接種法によるワクチン接種が行われる前の1975年は年齢の上昇に伴い
抗体保有率が上昇し、流行によって抗体を維持していたが、97年の年齢別の抗体保有率を見ると、女子は法改正前の
中学生時の接種効果により17〜32歳の抗体保有率は95%以上と高い値で保持されていますが、14〜16歳では
抗体保有率が90%を下回っており、これは法改正前後の接種率の低下の影響によるものと考えられ、同年齢層が
抗体陰性のまま成人に達し、海外からウイルスが持ち込まれるなど、再び流行が起こった場合に
先天性風疹症候群(CRS)の発生率上昇が懸念されます。幼児期の風疹の診断は難しく、間違って風疹と診断されている
ケースも多いので、罹患がはっきりしない方も、この際接種しておいてください。(5 SEPT 00)
「子どもの健康週間」にちなみ全国で様々なイベントが開催されますが、愛媛県小児科医会では昨年にひきつづき小児科一日相談ダイアル」として、10月3日AM10-PM3:00の間、電話による健康相談がおこなわれます。外来で、普段なかなか聞けないことなど、じっくり相談してみてはいかがですか。小児科専門医が対応します。 どうぞご利用ください。 089−915−7700 |
今回の教育講演は「児童虐待」がテーマ、長年深く関わっておられる、大阪府立母子総合医療センターbcs
成長発達部長小林美智子先生のお話を聞きました。
歴史:1961年、KempeによってBattered Child Syndromeとして以下のような特徴的所見が報告された。
@3歳以下が多く、A全般的な健康状態が平均以下でB親にケアされていない証拠として不潔・栄養不良・打撲が多く、
C子どもの臨床症状と親が述べる既往症や現病歴との間に矛盾が多く、D親と離して入院させると新しい傷は発生せず、
E硬膜下血腫があることが多く、F新旧の骨折が多発する
分類:身体的虐待:外傷の残る暴行、あるいは生命に危険ある暴行
ネグレクト(養育の拒否、放置、怠慢):遺棄および衣食住や清潔さについての健康を損なう放置
性的虐待:近親姦、あるいは年長者によるこどもの性の乱用
心理的虐待:以上を含まない、その他の極端な心理的外傷を与える行為
その他 :Munchausen's syndrome by proxy
その他、その予後、発生条件、援助方法など、具体的な事例を交えた詳細で濃い内容の講演であったと思います。
ただ、その当日、双子の男児虐待容疑で、離婚歴のある、同棲中の若い男女が逮捕されたニュースが流れました。
幸い、死に至らなかったわけですが、近所の人の通報で迅速に対応できたようで、児童虐待法の趣旨が
浸透しつつあるのかもしれません。あるいは、小林先生のお膝元だけに、ネットワークがうまく機能しているのでしょうか。
死に至らない場合、立件はなかなかできないのが現状です。(4 sep oo)
虐待はその悲惨な結末が報じられますが、我々小児科医の役割は、その予防!起きてしまった事例の対策はabuse
各方面で協力して対応しなくてはなりませんし、きわめて複雑な要素が含まれています。小児科医は、その
芽に気づき、早く摘み取ることのできる立場にあると思っています。(10 AUG 00)
小学校4年生、中学校3年生を対象に実施されます。夏休みまでに済ませられるよう、
予診表が配られます。指定医療機関が決められていますが、かかりつけの先生で受けてもかまいません。
小さい頃にしてできている基礎免疫を確実なものにするためですから、忘れないように。(2 JUN 00)
6月17日(土)、講師に田頭愛美さんを迎えおこなわれます。詳細は後日。
育児に関する、話し合いの場くらいに考えて、ご参加下さい。(18 MAY 00)
愛媛の療育システムを考えるというテーマで、講演、シンポジウムがおこなわれます。(12 MAR OO)
3月11日〔土〕pm1:30-4:30まで、北九州市児童相談所、安部計彦先生をお迎えして、abuse
学習会が開かれました。保健婦さん、施設の方など雨の中たくさん参加され、私にとっても他職域の方々と
話しあえる大切な機会ですが、診療時間になって3時で中退してきました。残念!
第二回は保健婦さんからみた子供の状況について、、日時未定です。(11 MAR OO)
1月第二週あたりから、インフルエンザが流行しはじめました。まだ詳細は不明ですが
松山ではAソ連型が主のようです。例年とちがって、学校からではなく、単発的に家庭から乳幼児
保育所へというパターンのようです。里帰りで、関西、中京方面から持ち込まれたようです。
25日現在、市内全域に拡大し、一部短縮授業に入っています。
なかなか学校は閉鎖措置をとってくれません。保健所や学校医にはなんの権限もないんです。(25 JAN OO)
このサイトはインフォシークの「おすすめサイト」として登録されました!
採用基準は新・心・美・役・易をテーマに選ばれるそうです。心のこもった美しい画面上で、
常に新しく役に立つ情報に易しくナビゲートしてくれるサイトを「おすすめ」サイトと認定しているそうです。
なにはともあれ、うれしいことではありませんか。(5 DEC 99)
平成12年1月29日(土)〜30日(日)に日本医師会館大講堂で開催されます。
それぞれ10−16時までびっしり講義があるのですが、「これからの保育所の活動と展開ー保育所保育指針改正と
地域子育て支援センター構想をふまえて」「子供は変わってきたか」「子供の虐待ーその気づきと予防」
「母親神話と三歳児神話」など興味をもって聞いてきたいと思います。(16 nov 99)
第5回研修講座が11月6日(土)、宇和島市総合福祉センター3Fホール会議室で開かれます。
今回は「子どもの今」と題して、川名紀美さん(朝日新聞東京本社論説委員)の講演が中心です。
お問い合わせは、0895−24−2340/27−2558/25−4977まで。
12歳以上、16歳未満の方で、まだかかってない方、未接種のかたが対象になります。
風疹は、年長児がかかると重症化しやすいのですが、それ以上に妊産婦がかかると
高率に胎児に奇形を引き起こします。地域の流行を防ぐためにも忘れずに受けておきましょう。
乳幼児期にかかると、軽くすみはっきりしない場合があります。そういう場合は、
この際受けておいた方がよいと思います。
インフルエンザワクチンの時期と重ならないよう、遅くとも11月末までにすませましょう!
このページの5/28,8/2の項、及び予防接種のページでその意義を再度確認してください。
医療機関が指定されていますが、便利なところ、かかりつけのところでかまいません。(2 OCT 99)
「子どもの健康週間」にちなみ全国で様々なイベントが開催されますが、愛媛県小児科医会では
小児科一日相談ダイアル」として、10月3日AM10-PM3:00の間、電話による健康相談がおこなわれます。
12名の専門医が対応します。どうぞご利用ください。089−915−7700
県健康増進課は24日、愛媛県が日本脳炎ウイルス汚染地区となったと発表しました。
まあ、本県は例年「汚染地区」となっていますが。24日現在、県内では患者は確認されていません。
汚染地区の判定基準は、検査した豚20頭のうち、同ウイルス抗体保有率が50%以上となり、
最近感染したと認められる豚が1頭でも検出された場合。
同課は予防策に、蚊に刺されないようにする、日本脳炎の予防接種を受ける、
睡眠、休養をよくとる。などを挙げ、注意を呼び掛けています。
日本脳炎のウイルスは豚から蚊を介して人に感染します。
「喘息デー」とは、喘息患者さんやその家族が日ごろ感じている疑問に
喘息の専門医や薬剤師が、電話・Faxならびにパソコン通信で無料相談を行う企画です。
ニフティーサーブのフォーラム「すこやか村・喘息館」の喘息デー事務局が主催し、1993年より毎年行われています。
A型株 A/北京/262/95(H1N1).........200CCA/ml相当量
A/シドニー/5/97(H3N2)........350CCA/ml相当量
B型株 B山東7/97.............................300CCA/ml相当量
各メーカーともゼラチンフリー、あるいは低反応性ゼラチンを使用し、改良を加えています。
脳炎、脳症をおこした患児の82,5%が5歳以下、全例ワクチン未接種であったことを考慮し
今シーズンは早めに接種してやりましょう。(17 AUG 99)
第3回準備会が神奈川県立こども医療センター精神科清家洋二先生をお迎えして開催されました。
場所は宇和島市を一望にする国民年金保養センターうわじま2F会議室。女性を中心に、約70名が参加し、
この問題への関心の深さをあらためて感じました。10年前、平凡社の月刊誌に幼児虐待をテーマにへたな小説を
連載しましたが、そのころは資料も少なく苦労しましたが、会場で渡された関連文献は豊富で、このところのこの種の
事件の増加に歩調を合わせているようです。先日もクローズアップ現代で取り上げていました(もう何回目かになると
思います)。私は、この問題に精通した警察官の仕事だと思っています。児童相談所も、保健所も、病院関係者も
対応困難で、結局最悪の事態になるまで先送りしてしまう、そのことをしっかり認識することがすべてで、そうしなければ
同じ失敗の繰り返しです。今回、警察関係の方に案内があったのかどうか、土曜の午後で途中で抜けなくてはならず
残念でした。(7 AUG 99)
既述の通り1994年の予防接種法改正に伴い、風疹ワクチン接種を受けない世代が生じその対象者を
救済するため経過措置をとってきました。しかし、その対象者の接種率は50%程度にすぎず、このままでは
未接種のまま16歳以上になる人は女性だけでも百万ー二百万人に及ぶと推計され、妊婦がその初期にかかると
高率に発生する「先天性風疹症候群」が増加するおそれがあるとして厚生省が決定したものです。(1999-8-2)
平成11年7月26日「結核対策連絡協議会」が開催され、厚生大臣から「結核緊急事態宣言」が行われました。
この内容は厚生省のホームページからご覧になることができます。
特別講演「小児科クリニックから見た世界の育児と医療」「小児の生活習慣病の実態とその管理」など
外来に即した学会です。出席予定ですので報告は後日
今年1〜3月の三ヶ月間にインフルエンザによると見られる、脳炎、脳症患者の実態調査の結果が発表されました。
全国で217人に脳炎、脳症が発生し、うち58名が死亡、6歳以下が51名と圧倒的でした。死亡は免れたものの
脳性麻痺など後遺症は56名に上っています。こうしたケースでのワクチン接種の有無などについては今後調査
されていくでしょうが、過去のデータでは、ほとんど未接種児でした。(感染症情報参照)これは、脳炎、脳症に
関するデータであり肺炎等合併による死亡は高齢者を含めずっと多くなるはずです。ワクチン接種に関してすでに
再検討が始まっていますが、もう4ヶ月後にはそのシーズンが迫っています。地域振興券が愚策であったかどうか、
私は経済評論家ではありませんので何ともいえませんが、データベースがあるはずですから同じ年齢を対象に
予防接種券を交付してはいかがでしょう。(1999−6−27)
予防接種法の改正に伴い、風疹は小学一年生、中学生、日本脳炎は小学四年生、中学三年生を対象に
予診表、予防接種券が学校から配られます。
まだかかっていない方、予防接種を受けてない方は 忘れずに受けておきましょう。
風疹は平成11年度、日本脳炎は平成15年9月でうち切られます。これは、集団接種から個別接種に移行したため
受ける機会のなかった子供さんを救済するための一時的措置です。(1999/4/13)
夏休みまでに接種するよう予診表が配布されています。
医療機関が指定されていますが、便利なところ、かかりつけのところでかまいません。
接種率が低下気味です。(1999/5/28)
遺伝相談を希望している方に対し、宇和島中央保健所では常時保健婦が相談に応じ、専門医の相談を要す場合
愛媛大学教育学部長尾秀夫教授による二次相談が行われます。
日時:平成11年6月15日、11月2日、2月15日(いずれも火曜日10:00−12:00)
場所:宇和島中央保健所
予約制です。TEL.895-22-5211(256)
すでに、一昨年通知されたことですが、以下は厚生省保険医療局結核感染症課からのポリオについての抜粋です。
周知徹底されていないと思われますので掲載します。ポリオワクチン投与の時期を迎え、特に2−2が現実に
この年代の方たちが母親になるケースが増えてきて問題になる可能性が出てきています。
1
平成6年度に厚生省が実施した伝染病流行予測調査によりますと、昭和50年から昭和52年までに生まれた
方々のポリオに対する抵抗力の有無を示す抗体の保有率が低いことが判明しています。
(抗体保有率)
※ 他の年代の方については、概ね80〜90%の抗体保有率を示しています。
2 抗体保有率が低いことによる問題点は、次のとおりです。
渡航した場合、渡航先で感染する可能性があります。
◯ 両親に抗体がない場合、ポリオの生ワクチンの接種を受けた子供から、極めて稀でありますが
感染する可能性があります。
3 昭和50年から昭和52年に生まれた方には、次の時は、再度ポリオワクチンの予防接種を
受けられることをお勧めします。
4 なお、本件についてご心配な点がございましたら、市町村の予防接種担当課あて
ご照会いただきますようお願いします。
小学校4年生を対象にH11−4−1〜12−31まで実施されます。
これは何らかの事情で定期の予防接種を受けることのできなかった子供さんのための行政措置です。
個別に行われますので、受けてなかったり、抜けていたりしていないか確かめ、各小児科
あるいは宇和島市生活環境課(0895-24-1111-251)へお問い合わせ下さい。