2001感染症速報履歴2001
さて、本年最後の更新になります。依然、嘔吐下痢症が優位で、ついで溶連菌感染症が目立ちます。
インフルエンザが散発的に報告されていますが、流行の兆しはありません。ただし関東地区では、
B型を中心に流行が確認されつつあり、年明けを境に拡大してくると思われます。
2001年はけっして平和な年とは言えませんでした、来年もさしたる期待は抱けません。
いつまでもバブルの余韻があるかのような錯覚に陥ることなく、引き締まった形作りが
求められています。ネット社会でのウィルスの拡散は、ネットワークそのものの崩壊
を来しかねません。個人防衛には限度があるものの、できる限りの注意深さをもって
対応し、この絆が壊れてしまうことのないよう努力していきましょう。では、明年、また(27 dec 01)
いよいよ今年もあと10日余り、押し迫ってきました。朝夕は当地でも、
山々が真っ白の日もあります。
インフルエンザが5例報告されています。県内での流行も散発的報告しかありませんが、
いよいよの季節です。感染性胃腸炎、溶連菌感染症、おたふくかぜなどが同時に流行しています。
特に東中予は多いようです。(20 DEC 01)
嘔吐下痢症はさらに増加傾向です。急患センターなどで内科を訪れる方も
ほとんど吐き気、腹痛、を訴えておられます。この時期、紛れ込みの腸重積や虫垂炎を
見逃さないよう注意しています。インフルエンザに関してはまだ流行の兆しはありません。
ワクチンは遅くとも1月初旬には2回目が済むよう予定しましょう。(13 DEC OI)
嘔吐下痢症が急増しています。突然吐くことからはじまり、頭痛、発熱を伴います。
下痢はそれほどでもありませんが、こうしたウィルス性胃腸炎は、タイプがいくつかあり、何回も罹ります。
目立つのは溶連菌感染症、これもこの1週間急増しました。のどの痛みと発熱でみえ、
診察室で裸にしたら発疹もということが多いようです。
いよいよ師走、何やかやと慌ただしくなります。いやだいやだ。
診療は31日午前中までカレンダーどおりです。(6 DEC 01)
ひさしぶりに冷たい雨が降り、嘔吐下痢症がまた急に増加しています。
溶連菌感染も増えています。インフルエンザが1例報告されていますが、これは30台の方、
県下でも、全国的にもまだ流行の報告はありません。ただ、65歳以上の方の費用負担が認められ、
ワクチンが品薄になりつつあります。
それより、身近にコンピューターウィルスがはびこっています。当方でもニァミスがあり、
さっそくチェックをかけました。ワクチンソフトなど、対策をお願いします。
詳しくは、情報処理振興事業協会セキュリティーセンター
http://www.ipa.go.jp/security/index.html(29 NOV 01)
この1週間、1年でもめったにない素晴らしい秋晴れの日が続きました。
おかげで、少し嘔吐下痢症は勢いをなくしたようです。が、空気が乾燥し、のどをやられる方が
増えてきたように思います。かぜをひいたら、十分部屋を加湿してやりましょう。
私事ながら、30年余りぶりに学生寮でお世話になった(就寝時間を過ぎて騒いでいる学生がいないかを
毎夜見回られ、コーリさん、ダメダメ!しばしば厳冬の夜玄関に正座させられました、あの靴音は今でも
忘れることができません。)それはそれは厳しかったスペイン人の神父様にクリニック前でばったり会いました。
87歳になられたとか!!好々爺になられて、再会を大変喜んでくださいました。
「それで、オイシャしてるの、よかった、よかった」mmmmmmm(22 NOV 01)
嘔吐下痢症が本格化してきました。だいたい流行は1カ月余り続き、
それが終息する頃インフルエンザがはやりはじめます。
今年は海外へ出かける方も少なく、国内での拡がりは早いのではないかと思います。
前回ご報告した65歳以上、インフルエンザワクチン一部公費負担の件、
12月1日から31日まで実施され1,000円を宇和島市が負担してくれます。
余計なことですが、松山、八幡浜は負担金が1,000円だそうで、、、トホホ。
実質28日くらいまでですから、半ばまでに済ませましょう。接種回数は1回です。
インフルエンザにかんするご質問が増えてきましたので、ここであらためて。
インフルエンザは通常1週間程度で治癒しますが、小児や高齢者で脳炎・脳症や肺炎などの重篤な合併症を
引き起こす場合があります。インフルエンザの予防方法として、うがい・手洗いや体力維持といった
一般的なかぜ対策が重要ですが、最も有効な方法は流行前のワクチン接種です。
ワクチンを接種してから実際に効果を発揮するまでに1〜4週間かかります。また、効果は4カ月前後
持続します。小児はできれば3−4週あけて2回。そのへんと、当地では通常1月末からはやり始めることを
考慮し、年内には済ませておきたいですね。(16 NOV 01)
立冬の前の晩、この南の町にも木枯らしが吹き、おおかたの木が葉を落としました。
なんだか冬の訪れは予想より早そうな感じです。嘔吐下痢症が急に増えています。
さて、改正予防接種法が可決成立し、65歳以上の方のインフルエンザ予防接種費用が
一部公費負担になりました。宇和島市ではまだ負担額、いつから、など未定部分がありますが、
指定医療機関で、指定時期におこなわないと対象にならないようです。
当院も、昨年お孫さんを連れたおじいちゃん、おばあちゃんが若干名接種にみえましたので、
指定申請しました。時期が決まり次第お知らせします。それにしても、もう接種された方がいるはず、
ちょっと遅いですよねぇ。なお、65歳以上は1回接種になります。(8 NOV 01)
雨が降り、さわやかに晴れ、ぐっと冷え込み、秋が深まってきました。
来年の新1年生の健診の季節です。もう外来には来ることが少なくなり、ひさしぶりに見る子どもの
顔が輝いていると、こちらも元気が出ます。さて、この季節の変わり目、高い熱を出す子が目立ちます。
おたふくかぜもかなり流行しています。溶連菌感染症、マイコプラズマ肺炎なども散見されます。(1 NOV 01)
日が短くなり、夜間冷え込んできて、発熱、嘔吐下痢タイプのかぜが増えてきました。
おたふくかぜはだらだら流行しています。(25 OCT 01)
秋まっただ中、庭の柿も美味しくなってきました。けっこう一日の温度差が大きく、
熱を出す子、喘息が増えています。
10月17日よりインフルエンザワクチン接種可能になりました。9月27日にお知らせしましたが、
接種料金が下がりました。年内には済ますようにしましょう。
私の勘ですが、今シーズンは寒くなるのが早まり、大きな流行になりそうな気がします。
年末年始の海外旅行も少ないでしょうし、そのぶん国内で動きそうですから、、、、。(18 OCT 01)
一部の保育園でおたふくがまた増えてきましたが、大きな拡がりにはなっていません。
前線、低気圧が移動し、喘息発作を起こす子が多かった1週間です。
狂牛病、炭疽病と不気味な感染症が拡がり、いくら風評云々といわれても
かっての厚生省の対応を思い出すとにわかに信じがたく、しばらくお肉は避けておこうという気になります。
中学生に風疹ワクチンがはじまりました。忘れずに受けましょう。
ちなみに宇和島地区未接種者対象は492名、罹患がはっきりしない方も受けておきましょう。(11 OCT 01)
アレルギー検査で大泣きした子供さんが3日後、ワクチン接種に連れてこられました。
医師「また泣かすの、もう少し忘れた頃にしたら?」
母「大丈夫です、この子、ニワトリですから」
医師「!?」
母「三歩歩いたら忘れてますから、この子」
新米ナースに向かって医師「君もニワトリだったんだ!」
ナース「いえ、ひよこです、私は」
ひよこがニワトリに注射をして、またまた大泣きさせたお話、お粗末でした。(4 OCT 01)
一部保育園でおたふくかぜが流行しています。また、年長児にマイコプラスマ肺炎が
多くなってきました。今期インフルエンザワクチンは6歳未満児2,500円、それ以上で3,000円
と接種料金が改定されました。脳炎の多発などに対し、より接種率を高めるための措置です。
10月中旬から接種可能になると思います。(27 SEPT 01)
彼岸にはいり、朝夕めっきり涼しくなりました。外来では、おたふくかぜからの無菌性髄膜炎、
マイコプラズマ肺炎が散見され、若干かぜひきさんが増えましたが平穏。
10月からはポリオ、インフルエンザなどワクチンの季節、
体調をととのえ早めに済ませましょう。(20 SEPT 01)
外来は平穏でしたが、台風15号、狂牛病、米国同時多発テロとめまぐるしい1週間でした。
第2期ジフテリア・破傷風が実施されます。宇和島地区は602名が対象になります。
忘れやすいワクチンですが、せっかくしてきた三種混合の効果維持のためです。
早めに実施しましょう。詳細はお知らせ、予防接種を読んでください。(13 SEPT OI)
この1週間で一気に秋モード、アッという間に日が暮れます。
外来も夏の疾患が姿を消し、閑散。コメントはありません。(6 SEPT 01)
残暑厳しい時節ですが、この夏の猛暑のせいかめっきり朝夕はしのぎやすくなりました。
もうすぐ2学期、いい季節がやってきます。ということは、小児科医は仕事がぐっと減ります。
9月8〜9日、例年どおり日本外来小児科学会で山口へ出かけます。(30 AUG 01)
台風11号が日本列島を縦断して、大きな被害を出しました。さいわい当地は、目前で東へコースを変え、
雨を降らしてくれただけで、取水制限のはじまっていた四国全域、ダムにはたっぷり水がたまったようです。
さて、外来はコメントすべき変化はありません。2学期にむけて、疲れを十分とって
学童で忘れている方は予防接種を済ませておきましょう。(23 AUG 01)
お盆を迎え、心なしか朝夕涼しくなってきましたが、 帰省の若者たちのいでたち、振る舞いには、 鼻持ちならないものがあります。 ま、こちらが歳なんだといわれればそれまでですが、 外来は、いわゆるプール熱がちらほら、やはり 夏かぜ症候群の一つです。(16 AUG 01) |
タイから相談された方が送って下さいました。 |
立秋とは名ばかり、アスファルトは溶け空気が揺らめいていますが、それでもつくつくぼうしが
鳴き始めました。猛暑のぶん、秋が早まればと思います。外来コメントは先週に同じ。(9 AUG 01)
記録的な猛暑が続く中、当地では昨夕激しい雷雨とシャワーのような雨に恵まれ一息つきました。
主としてヘルパンギーナが流行していますが、むしろ年長児のかぜは長引きこじれやすいので、
いろいろ行事が続くでしょうが、十分休養をとらせてください。(2 AUG 01)
全国的に猛暑が続いています。 ヘルパンギーナは増加しています が、例年に比べ口腔所見が穏やか で、ひどい口内炎で難渋する例は 少ないように思います。 メール相談でもヘルパンギーナ、 手足口病についてのご質問が増え ています。(26 JUL 01) |
一方、とびひがひさしぶりに多い のはこの暑さのせいでしょう。(写真) 痒みを伴う疾患(水痘、虫さされ、アトピー、 汗疹など)から掻き壊した皮膚にブドウ球菌 などが二次的に感染し、一気に拡がる、 高温多湿のこの時期特有の疾患です。 皮膚はもとより、爪を切って手指を清潔にし、 石鹸を使って洗ってやり、よく乾かして 抗生物質入り軟膏を使うとともに、経口的に 抗生物質、かゆみ止めを使用します。 |
梅雨が明けました、昨年、一昨年と大きな流行があった手足口病は少数ですが
ヘルパンギーナが増えてきました。突然の高熱、のどの痛みが主症状。
乳幼児は飲んだり食べたりができなくなりますので、せめて水分補給をたっぷり、
クーラーを上手に使って、涼しく過ごさせましょう。年長児は異型肺炎も含め、風邪をこじらせるケースが
増えています。去年までなら、夏休みなかばで使うフレーズ「後半に向かって少し休めってことでしょう。」
をもう使っています。(19JUL 01)
明らかな夏かぜ症候群の流行はまだ先のようです。むしろ、先週の暑さで、体調を崩した年長児の
発熱が増えています。長い夏になりそう、エアコンやビールが売れて喜んでいていいのかって
嫌な予感がしてなりませんが(12 JUL. 01)
もう梅雨は終わったの?と聞きたいくらいの猛暑が続き、その中で芝刈りなぞをしていたら
ぼーっとしていたのでしょう、左中指を刈ってしまい、キーボードの操作が不便なこと、
皆さんも不慮の事故に気をつけましょう。特に水の事故、熱中症など。
外来コメントは先週に同じ、年長児が疲れからか気管支炎など起こす例が増えています。(5 JUL 01)
ここ数日、当地は34度に達するサウナ状態の日が続き、みんな調子を狂わせています。
いわゆる夏かぜ症候群はそれほどでもありませんが、年長児で高熱を出すお子さんが増えています。
昔風にいえば、寝冷え、夏期熱などというタイプでしょうか。涼しくして、身体を休ませましょう。(28 JUN 01)
夏のような日が続き、ヘルパンギーナなど夏かぜがやや増えてきました。
渇水対策会議が開かれた翌日、集中豪雨が松山を中心に中予地区を襲い、被害がでましたが、
一方、半分しかなくなっていたダムの水は一夜にして満タンになりました。ことほど左様に、
自然の前にわれわれはまだまだ無力、子どもの健康管理も、日々の天候にどう素早く反応するかが
大きな差をもたらします。(21 JUN 01)
予想通り1週間雨は降らず、ようやく今日しとしとと降り出しました。
りんご病はなかなか減らず、むしろ拡大しています。気づかなかったり、
きちっと休まないせいではないでしょうか、登校基準は今のままでいいのかなと思います。
さて、学校で痛ましい事件が起きました。久々にちょっと一言書こうと思っています。(14 JUN 01)
梅雨入り宣言が出されましたが、本当に梅雨らしくなるのは通常これから1週間後、
蒸し暑い日がしばらく続きます。プールもはじまりましたが、まだいわゆる夏かぜの流行の兆しはありません。
学校でのツ反、風疹、日脳などの連絡が来ていると思います。忘れずに受けましょう。(7 JUN O1)
四国の南岸に梅雨前線が停滞し、いよいよ梅雨入り間近。この季節が好きという方はいないでしょう。
虫さされ、カビ、食中毒、喘息何となくだるい、気合いが入りません。(30 MAY 01)
先週にひきつづき、夏模様、年長児を中心に、のどをやられ高熱を出す子が目立ちます。
何となく、むしむしして梅雨が近いのを感じます。血圧の低いお子さんが体の不調を訴えています。
全国的には麻疹流行のニュースが流れ、ワクチンの相談が増えました。ちょうど
ポリオ、BCGに時期が重なりましたから。(24 MAY 01)
このところ、夏日が続いています。身体が対応しきれず、かぜが少し増えています。
私もいまいち体調優れず、五月病か、慢性疲労症候群かと、、、、。(17 MAY 01)
ひさしぶりに遊びに出かけ、案の定かぜをひいてしまいました。日本海を望む
広々としたスパのプールやサウナでリフレッシュを決めこんだら、次の日から
のどの痛み、咳、4日経っても抜けません。そういえば、外来も似たような症状の患者さんが
多いように思います。修学旅行の季節、体調に気をつけて。では。(10 MAY 01)
5月、GWに入りました。当地は昨日低気圧が通過し、激しい雨が降りました。
例年の事ながら、山での遭難が心配。予報は後手後手にまわりますから。
外来は先週と変わらず、ただ、気温差が激しかったせいか、かぜは増えました。
けっこう高い熱を出す子が多かったように思います。
短い旅行に出かけます。学会のからまない、純粋な遊びです。
皆さん移動していますから、この時期アクセスが少ないので安心ですが、
一応ノートを携えていきます。(3 MAY 01)
りんご病がかなり増えています。毎日のように学校健診が続きますが、
さわやかな気候のせいか、あまり苦になりません。
「トロイメライ」も予想以上に利用されています。子どもたちが楽しそうに遊ぶのを見るのは、
外来で泣きわめいたり、ぐったりしている子ばかり見ているとなおさら、
子どもの別の面、いや本来の姿が伺え気持ちのいいものです。(26 APR 01)
夏のような日射しですが、日陰や夜はひんやり、とても過ごしやすい季節です。
病気も少なく、、、といいたいところですが、幼稚園入園や入学に伴った、
心理的トラブルが多いこの時期、患者さんと話し込む時間はけっこう長く、診療のリズムも
少し狂いがちです。あるいは転勤にまつわる悲哀も、、、。永く診てきた患者さんの紹介状を書くのは
ちょっと寂しいですね、転入は少ないし、、、、、、。ホロホロ。(9 APR 01)
桜も散り、さわやかな季節を迎えました。外来はしばらくおちついて推移しそうですが、
小児科医にとっては、学校、保育所の健診に追われ、意外と忙しい時期です。
「トロイメライ」もぼつぼつ利用者があり、認知されるにしたがい忙しくなりそうです。(12 APR 01)
お花見の季節、ややまだ肌寒い夜がありますが、外来は「のたりのたり」、すこしまだ
インフルエンザが残っていますが。
さて、予定どおり、「病児保育施設トロイメライ」を4月2日にオープンさせました。
今のところ利用者は1名ですが、見学のため開放中です。どうぞお立ち寄り下さい。(5 APR 01)
当地、地震に見舞われ、バタバタして更新が 遅れました。インフルエンザは終息に向かい、 平穏な春を迎えつつあり、全国でもトップを切って 桜は満開になっています。 おかげさまで被害も少なく、「トロイメライ」も いよいよ完成間近、新聞取材やら、小物の買い 出しやらてんてこまい。相談メールで返信が遅れて いたら(1週以上)催促してください。 じつはPCを新しくして、ちょっとトラブルも起きて いますので、、、。さすがにパニくっているのです。 (29 MAR 01) |
インフルエンザ、急増です。年齢的には10−14才をピークに小学校全学年に分布し、
その親の年代も同じくらいの発症率です。B型が主流で、A型が混在程度でしょう。
乳幼児、老人層は散発ですが、今後の拡がりが心配です。同時に感染性胃腸炎も混在して多く、
ここへ来て例年並みの様相に近づいています。(22 MAR 01)
インフルエンザ、小中学校を中心にかなりの勢いで流行してきました。主体はB型のようで、乳幼児には
有効なお薬はありません。ひたすら、外出を避け、安静、睡眠、手洗い、うがいなど基本的な
予防で乗り切ってください。さいわいもうすぐ春休み、学校での勢いは止まるかもしれません。
えひめ丸沈没事故に関する署名は、12日で終了しました。最終的におよそ3,000名の方が協力
してくださいました。12日にまとめて、市へ提出いたしました。あらためて御礼申し上げます。(15 MAR 01)
とうとうインフルエンザがはやりはじめました。ほとんどB型のようです。ある小学校では、
嘔吐下痢症と合わせ1/3くらいの児童が休んでいます。
さて、えひめ丸沈没事故に関する署名をお願いしましたところ、120枚、およそ1200名余りと、
予想以上のご協力をいただきました。この場を借りて厚く御礼申し上げます。(8 MAR 00)
寒暖の差が激しく、かぜをひき高熱を出すお子さんが増えていますが、明らかなインフルエンザの
流行はありません。おたふくかぜは、徐々に高年齢へと広がり、大人の方もかかっているようです。
さて、先週から、過去に相談のあった方へ、えひめ丸署名を呼びかけましたところ、続々賛同の
メールをいただいています。とりあえず、この場でお礼を申し上げます。3月10日まで続けます。
それから、3月1日より、乳幼児デイケア「トロイメライ」の登録が始まります。利用の可能性のある方は、
最初の書類がいろいろ面倒ですので、とりあえず登録をされておくと、いざというとき簡単です。
用紙は、市役所福祉課、こおり小児科、各保育所などにあります。(1 MAR 01)
外来はおたふくを中心に、代わりのないパターンです。松山方面で、インフルエンザの集団感染が
報告されていますが、南予では、散発です。むしろ、ここ数日の好天で、花粉症が増えてきました。(22 FEB 01)
外来は依然静かですが、宇和島水産高の件で市は騒然としています。たくさんお見舞いのメールをいただき、この場でお礼申し上げます。それにしても、、書きたいことが山ほどありますが、この場では、、、、。ちょっとひとことで。 トロイメライが着工しました。何とか4月1日開設できそうです。保育士さんも、協力してくださる方がぼつぼつ、経営的には厳しい事業です。ボランティアで、という方がたくさん協力してくださるとありがたいと思っています。 右は本日の工事状況です。(15 FEB 01) |
一部の学校、保育園でおたふくかぜが流行しているほか、いたって静かな日々です。
以上!(8 FEB 01)
ここへ来て、感染性胃腸炎が急増↑です。例年ほどひどくはありませんが、突然吐きはじめ
発熱、水様下痢を伴います。いわゆる、嘔吐下痢症です。この流行が終わると、例年インフルエンザが
はやり始め、すでにその兆しがみられます。なんだかんだ言っても、松山の椿さんが終わってからが
勝負なのです。今年は、A,Bともに効く薬が発売されます。
ただし、48時間以内に服用しないとあまり有効ではないといわれています。それから、カプセル剤しか
今のところなく、年長児しか使えません。カプセルをはずすという手がありますが、大変苦い薬です。
それと、従来のAのみに効く薬剤に比べ、高価です。迅速検査をして、使い分けるということでしょうか。
しばらくは、無用に人混みには出ない、早く薬を飲んで、保温、安静、温かくして、早くねる!
これが一番です。(1 FEB 00)
雪だるまも溶け、ポカポカ暖冬が戻ってきました。
いよいよ、4月に迫った「病児保育施設トロイメライ」開設のための、ややこしい手続きに追われています。
ひまな今のうちにすませて、来月から施設改修にとりかかります。工事中、ご迷惑をかけるかもしれません。
よろしくお願いします。登録手続きは、3月1日から始める予定ですが、お役所補助事業で、結構やっかいです。
利用の可能性のある方は、早めにすませておいた方が、いざというときに便利です。(25 JAN 00)
1月15日午後2時の宇和島市で す。何年かぶりの大雪に見舞われ、 墨絵のような景色に変貌しました。 こういう日は、病院へ行くのも大変、 かぜをひかないよう、皆さん、家に こもってしまい、滑って転んだなど、 整形外科だけ少し患者さんが増える そうです。今午後10時、しんしんと 降り続いています。 明日は、看護婦さんも来ないかも しれません。 |
が、次の日、さらに降る雪の中、さすが 我がスタッフ、でてきて駐車場雪かきを かねてこんなものを作ってくれました。 私もちょっと手伝って、ひさしぶりに手が 真っ赤になり、子供の頃の感触を思い 出したのでした。もちろん、ひまでした。 |
平穏な外来が続いています。当地は先週と全く同じパターン、ですが、北海道、関東、大阪あたりで
インフルエンザが徐々に流行しはじめているようです。昨年に比べ、かなり出足が鈍いようですが、
どうなるか、、、かなりの方がワクチンを接種していますから、その影響など
興味を持ってチェックしていきたいと思います。(10 JAN 00)
速報 2001.1.12 急性脳症と診断された女児から インフルエンザウイルスを検出 国立感染症研究所は1月10日、急性脳症と診断された女児からインフルエンザウイルスを検出したと発表した。 患者は、1歳8カ月。2000年11月21日に高熱(40℃)、痙攣を伴って昏睡状態に陥り、神戸市内の病院を受診、急性脳症と診断された。同患児から採取された喀痰、髄液、便などから、神戸市環境保健研究所でウイルス検査を実施したところ、喀痰及び髄液からインフルエンザウイルスが分離された。 なお、同患児は回復したものの、運動障害、知能障害および行動障害などの後遺症が認められ、2001年1月4日の時点でまだ入院中だという。この情報は、国立感染症研究所感染症情報センターのホームページhttp://idsc.nih.go.jp/index-j.htmlに掲載されている。 なお、このお子さんがワクチンを接種していたかどうか、現在のところ確認できません。(13 JAN 00) 全国のインフルエンザ発症状況は以下のとおり 2001.1.11 インフルエンザ様疾患の患者数、昨年同期の10分の1以下 国立感染症研究所は1月9日、インフルエンザ様疾患発生報告の第3報(2000年12月24日〜30日)を発信した。前週(2000年12月17日〜23日)から患者数の増加がみられず、累計患者数は1232人にとどまっている。昨年同期の1万6758人に比べ、患者数は10分の1以下、学校欠席者数も591で、昨年同期の9764人を大幅に下回っている。 インフルエンザ様疾患の患者報告数が多いのは、北海道(499)、大阪(277)、埼玉(96)、新潟(92)、茨城(90)だった。 |
あけましておめでとうございます。
21世紀とはいえ、あいもかわらずどこのチャンネルをのぞいても、ろくでもない番組を垂れ流し、
本気で子供たちのことを考えようとしているのか、疑わしい日本のメディアです。
年末年始、ついついテレビを見る機会が増え、あらためてがっかりしてしまいました。
昨夜、宇和島市の背後にそびえる「鬼が城山」に雪が降ったようです、が、ビルに囲まれてしまった
我が家からはその美しい姿は望めなくなりました。3才のメル友が教えてくれたのです。
おたふくかぜ、水痘はかなり流行していますが、他はぼちぼち、しかしこの冷え込みで、
そろそろ嘔吐下痢症、インフルエンザが流行しはじめるかもしれません。(4 JAN 01)