PARTU

ndneお子さんが水痘にかかったお母さんから、ご自身の水痘抗体価のことなどについてご質問がありました。

以下、ちょっとなじみのないインドネシア情報です。

私は、インドネシアジャカルタで生活し始めて3年半になります。 子供が3歳2ヶ月でこちらにきたので、予防接種は転勤がわかったときからは

じめて 必要なものは全部日本で済ませましたので、ジャカルタでは水疱瘡と、腸チフスをしました。

  私がかかっている病院の予防接種は   BCG : 0〜3ヶ月 DPT&ポリオ : 2ヶ月、4ヶ月、6ヶ月、18ヶ月(追加)、4〜6歳、10年毎

MMR : 1歳3ヶ月 A型肝炎 : 初回(生後12ヶ月)、初回から6〜9ヵ月後 B型肝炎 : 初回(生後すぐ)、 初回から1〜2ヵ月後、

 初回から6〜9ヵ月後   となっています。 あと、腸チフスの予防として2歳以上になったら予防接種をします。(もちろん希望者)

注射は1回で済みますが、カプセルを飲んだほうが抗体がつきやすいと言われているようだったので

子供は、カプセルを飲みました。(カプセル服用は4歳以上) 1日目、3日目、5日目と、一日おきに1錠づつのみました。

小さいものでしたが、初めてカプセルを飲むので苦労しました。 本人も、注射をするよりは・・・とがんばって飲んだようです。

予防薬は5年間効果が持続するそうで、3年後に追加で服用もできるそうです。

  インドネシアで、子供がかかりやすい感染症としてはデング熱と、アメーバ赤痢があります。 デング熱は蚊を媒介して感染するので、

年中真夏のインドネシアでは時々発生します。 外国人が多く済んでいるアパートなどは、殺虫剤を定期的にまいたりしています。

本当は、公園などに行くときも、虫除けスプレーをしたほうがいいのですが だんだん慣れてくると、それもサボりがちになるので、反省です。

  アメーバ赤痢は、子供はかかりました。(親はまだかからずにすんでいます) 経口感染だそうで、生ものとかから感染します。  

うちの子は特に心当たりもなく、幼稚園で食べたおやつかな??と思うくらいだったのですが 夜中に何回もトイレに行き、

はじめは下痢だけだったのが 熱も出て、便が出た後のしぶりばらがひどかったようで 後にも先にも、子供がトイレで「おなかいたいよ〜。

もうやだよ〜」と泣きました。 翌朝すぐに病院に行き、便検査をしてアメーバ赤痢と言われました。 内服薬をもらい、その後、2週間後、

1ヵ月後と便検査をして陰性になるか確認しました。 薬を飲み始めるとすぐに症状は治まり、元気になりましたが 結構薬がきついようで、

大人も副作用で気分が悪くなるそうです。 子供は全然平気でした(笑)   日本では、きっと隔離されてしまうと思うんですが(笑)

インドネシアでは、外に出ないように言われる程度です。 あと、お母さんが子供のお尻を拭いて、手をしっかり洗わないと その手からまた

感染するので気をつけるようにといわれました。  食事のしたくはメイドさんがしてくれているので メイドさんにも手洗いをしっかりしてもらい、

家族の感染はありませんでした。   アメーバ赤痢とデング熱は、予防薬がないので 日々気をつけていたほうがいいようです。

でも、不思議なもので 同じ場所で、同じ物を食べていても アメーバ赤痢にかかる人と、かからない人といるようなので 日ごろから健康管理を

しっかりしておかないと、体調の悪い人がかかったりするようです。   海外で生活するには健康第1というのを実感しています。        


仕事でトルコへ行く方から質問があり、たまたますでにトルコ在住の方の相談もしていて、結局お二人をメールで

結びつけてしまいました。ですから、以下はお二人からの情報です。


iraniイランから、お子さんの皮膚(あざ?)について質問がありました。やりとりの中で、イランには

エキゾティックな美男美女が多いですね!と書いたところ、この国は外見を大変気にするお国柄、美容整形は

日常茶飯事で、特に鼻の整形などはこと若者に関しては男女問わず行っている、そのような状況下ですので、

ドクターは見栄えのために安易におっしゃられているような気がしますが、こちらとして見れば、病気でもないのに、

乳児にしかも頭のオペとなると非常に心配ですと、、、、、。

さらにこのお母さん、以下の傑作エッセイを送って下さいました。そのまま掲載を許可してくださいましたので是非一読を。

 

鼻にバンソウコウ???

ある日の午後、主人が運転する車に乗り、いつもように助手席から通りを眺めていると、世にも不思議な不思議な光景に出くわした。

タクシーを拾うつもりだったのか、何メートルか置きに20代の女性が3人立っていて、いずれもばっちりメイクにルーサリ(髪を覆うスカーフ)と

ここ数年流行っている短いマントー(コート)の色をコーディネートし、それに合わせて靴を履き、バックを持ち、お洒落に気を遣っている女性達。

ここまでなら、よく見かけるテヘラン女性。。。

いつもと違っていたのは、3人とも鼻にガーゼを当て、真っ白いバンソウコウを貼っていたこと。

この不思議な光景に出くわし、解明しようと右脳左脳をフル稼動させても、一向に回答が浮かんでこず、ただひたすら首をひねるばかり。。。

自分の脳ブレーンだけではのっぴきらず、ついに隣の主人のブレーンを借りることに。

「ねえねえ、今さっき鼻にバンソウコウを貼った若い3人女の人を見たの。どうしたのかなあ?どうしてバンソウコウなんて貼っているのかしら?

恥ずかしくないのかなあ〜」と主人に問い掛けたところ、「事故で怪我でもしたのではないですか。」と別に不思議でない様子。

「え〜 3人とも?それも同じところに怪我をする?変よ、絶対!!!」と私。

「そんなこと言われても見ていないからわからない」と主人。あ〜納得いかないよおー

翌日、日頃通っているスポーツクラブへ行き、友人のイラン女性にも聞いたところ、「あ〜あれね。鼻を整形したの。イランの女の人は鷲鼻を

気にして、かなり昔から骨を削る整形手術をしているの。普通のことよ。でもかなりお金がかかるから、お金持ちに見せるために、

わざと鼻にバンソウコウを貼る人もいたりするけどね。」と友人。

「え〜 整形ってそんなに普通のことなの?でも鼻にバンソウコウを貼って街中を歩くなんて、理解できない。恥ずかしくないのかしら?

それに鼻の骨を削るなんて考えただけでもおそろしい〜それで整形が嘘か本当かどうやって見分けの?」と私。

「イランの医学もドクターも優秀だから、ぜーんぜん大丈夫。バンソウコウは、お金持ちよというステータスシンボルだから。

恥ずかしいなんてこれぽっちもないわよ。その3人堂々としていたでしょ? わざわざ嘘で貼る人もいる訳。見分け方は、整形をすると顔が腫れ

ぼったくなったり、目の縁がちょっと青紫色になったりするので、すぐわかる。実は私もね、数年前に鼻のこことことetc。。。」と友人。

そう言えば、この友人はハイソの部類だったけ。。。

数年前日本でのこと、当時勤務した会社にA子ちゃんという子がいて、夏期休暇に目を二重にする整形をして、少し失敗をしたために目が

腫れたとかで、整形をカモフラージュする為に眼帯をしているというような噂があったり、新橋の某美容整形病院から眼帯にマスクに幅広の

帽子を被り、逃げるようにして出て来た女性を目撃?。。。最近日本でも二重瞼の整形はかなりメジャーになってきているし、、一般視聴者を

出演させ、整形美人にさせるテレビの番組ができたりしているけれど、まだまだ美容整形=陰のイメージ。こそこそ隠れて、

目立たないように、誰にも知られないようにと。ところが、ここイランでは100%陽なこと。

ヘアースタイルを変えるかのごとく、鼻の形も変えてしまい、それをステータスシンボルにしてしまうハイソレベルのイラン人

女性達。まあ、女性であったら美しくありたいと思うのは、世界共通の女性の思いでしょうが、私はやっぱり恥ずかしくて鼻に

バンソウコウを貼って歩けない。まだまだイラン人女性にはなりきれない。というか永遠に成りきれないかもと実感する

日々。。。

〜エピローグ〜

日本も私が大学生の頃は、ちょうどバブリー時代でブランド志向、外見重視志向であったが、バブルがはじけ始めた社会人の頃には、物の

豊かさより心の豊かさ、外見より中身を磨いて・・と女性誌で中身を磨こう、顔は心の鏡特集が組まれ、

それ以降その傾向が定着しているように思う。この国はいつの時代も心より外見のよう。

最近、外見重視志向はモラルの無さ、マナーの低さからきているのではないかと感じることが多い。建物の建築過程を見ても、外見だけ

先走り、モラルなしの建築方法。。。交通マナーを見ても、ジャングルの中の動物の如く・・・一見、発展発達し他主要都市と何ら変わらない

ように見えるが、それも外見だけのような気がする。多分この国を今以上に発展させるにはモラル、マナーの向上かもしれない。。。

<コメント>

いやねぇ、たしかに日本は一時ほど浮かれてはいないかもしれませんが、あのねぇ、こと育児に関しては事情は一緒じゃないかなどうせ

そのうち消えるあざやいぼのたぐいを乳幼児期にレザーだのなんだのできれいにしましょうって言う医者がいますし、需要はしっかり

あるようです。ほっときなさいっていうようなアドバイスをすると藪医者呼ばわりされる時代なのです。男もせっせと化粧したり、

エステに通ったりているし、、、

ま、たそがれ清兵衛が受けたのは取り戻せなくなった心の豊かさへの想いだけではないかなと、、、(4APR 04)